2SK2881-D LTspiceモデル作成
いったんメモ、こちらのページを参照しながら作っていきます。http://www.ms1.mctv.ne.jp/sifoen.project/SPICE/Spice-Doc/JFET-Spice%20Parameter.pdf
UF2010モデル作成@PSpice model editor
UF2010のモデル作成のために、OrCADの無償版をインストールしてPSice mode editorを使用してみました。めちゃめちゃ便利ですが、あまり頭を使わなくてもモデル作成できてしまいますので、逆に頭が退化しそうです。
使いこなすためには、ある程度、データシートから手計算でモデルを読み解く力が必要かもしれません。PSpice model editorで抽出したUF2010のモデルパラメータの画像を載せてメモします。
今回は、UF2010のデータシートから順方向特性と逆方向電流からのパラメーター抽出を行っています。バイアス電圧を与えるためのダイオードですので、逆回復特性、接合容量特性はデータシートに記載されている値を使用することにします。
今回、少し悩んだのが、逆方向電流とモデルパラメータ作成のsim値の値が一致しなかったことです。そこに対する検証はできておりません。なので、このパラメーターが本当にUF2010の特性を表現できているかは正直怪しい(UF2010の特性を完璧に表現できていない)というのが私の考えです。
が、あまりモデルの出来を気にしていても進めないので、モデルパラメーターの合わせこみは難しい。という実感のみ持って進もうと思います。
ただ、組みたい回路の部品を調べてみると、他にもモデル作成が必要なバイポーラなどがちらほらありそうです。。。
UF2010 LTspice モデル作成試行のメモ
UF2010のLTspiceモデルを探したが、すぐには見つかりませんでしたので、自分でモデル作成が可能かどうかのメモです。しょぼいモデルは、できるのかもしれませんが、今日のところは、作成に関する予備知識のメモまで。
LTspiceのモデルファイル:cmp/libstandard.dio で、他のダイオードのモデルの記述を見てみます。これらのパラメーターを一つづつ紐解いて行けばモデルができるかもしれません。(できるかどうかは、わかりません。)
.model PMEG2010AEB D(
+ Is=87.24u
+ Rs=.2728
+ N=.9699
+ Cjo=29.99p
+ M=.3755
+ Eg=.69
+ Xti=2
+ BV=22
+ IBV=.0004
+ Vj=.2604
+ Iave=1
+ Vpk=20
+ mfg=NXP
+type=Schottky)
に記述がありましたので引用させていただきます。特に3番目のページはすごく参考になりました。ありがとうございます。
<パラメータ>
Is :飽和電流
Rs :直列抵抗値
N :エミッション効果係数
CJO :ゼロバイアス時の空乏層容量
M :濃度勾配係数
Eg :エネルギーギャップ(活性化エネルギー)
Xti :Isの温度指数
BV :逆方向ブレークダウン電圧
IBV :逆方向ブレークダウン開始電流
Vj :ビルトインポテンシャル
Iave :平均電流定格
Vpk :ピーク電圧定格
データシートからどこまで読み解けるかわかりませんが、ちょっとトライしてみることにします。CQ出版から本も出ていたと思うので、そちらも参照してみようかと。
TTA008B LTspiceモデル追加
出力段で使用するTrのLTspiceモデル追加方法のメモ。LTspiceのモデルは東芝さんのホームページにないので、PspiceからのLTspice変換で対応。
■手順
2.TTA008B.libに記載の内容を一部コピー(全部は使わない)
3.LTspice/lib/cmp/standard.bjt の後ろにコピーした内容を貼り付ける。面倒なので、そのままにしているが、おそらく、+を消して、1行で書いてもいける。。。はず。
<standard.bjt 追加内容>
PSpice記載内容の転機していきます。
.model TTA008B PNP(
+ LEVEL = 1
+ IS = 4e-013
+ BF = 190
+ NF = 1
+ VAF = 10
+ IKF = 2.5
+ ISE = 3e-014
+ NE = 1.2
+ BR = 14
+ NR = 1
+ VAR = 10
+ IKR = 10
+ ISC = 1e-011
+ NC = 1.4
+ NK = 0.8
+ RE = 0.12
+ RB = 0.2
+ RC = 0.005
+ CJE = 4e-010
+ VJE = 0.75
+ MJE = 0.33
+ CJC = 4.5355e-011
+ VJC = 0.53664
+ MJC = 0.42586
+ FC = 0.5
+ TF = 5e-010
+ XTF = 30
+ VTF = 10
+ ITF = 5
+ PTF = 0
+ TR = 50E-09)
<1行バージョン>
.model TTA008B PNP(LEVEL = 1 IS = 4e-013 BF = 190 NF = 1 VAF = 10 IKF = 2.5 ISE = 3e-014 NE = 1.2 BR = 14 NR = 1 VAR = 10 IKR = 10 ISC = 1e-011 NC = 1.4 NK = 0.8 RE = 0.12 RB = 0.2 RC = 0.005 CJE = 4e-010 VJE = 0.75 MJE = 0.33 CJC = 4.5355e-011 VJC = 0.53664 MJC = 0.42586 FC = 0.5 TF = 5e-0 XTF = 30 VTF = 10 ITF = 5 PTF = 0 TR = 50E-09)
3.精度の確認
LTspiceでモデルの確からしさを確認する。適当なPNPトランジスタを選択して、Pick New transitorでTTA008Bが選択できるようになっているので、そちらで回路を組む。
確認したのは、Ieで確認しています。LTspiceのグラフのプロットの問題だが、Icがマイナス、Vceもマイナスでデータシートとの対応がとりづらかったのでIe特性で代替。ぱっと見だと精度はあまりよくなさそうな気がします。PNPトランジスタのモデルの作り込みは、難しいものがあるのでしょうか。それともLTspiceだからこうなるのか。。
一旦気にせず、アンプの回路を組んでいきます。
■参考にさせて頂いたページ
<LTspiceモデル追加>https://detail-infomation.com/ltspice-transistor-model/
<東芝さん>https://toshiba.semicon-storage.com/jp/semiconductor/product/bipolar-transistors-igbt/detail.TTA008B.html
TTC015B LTspiceモデル追加
出力段で使用するTrのLTspiceモデル追加方法のメモ。PspiceからのLTspice変換で対応。TTC015BはLTspiceモデルが準備されているが、TTA008BにはLTspiceモデルがなさそうだったので、上記で対応。
■手順
2.テキストファイルに記載の内容をLTspice/lib/cmp/standard.bjt を編集
<追加内容>PSpice記載内容の転機
.MODEL TTC015B_BJT NPN(
+ LEVEL = 1
+ IS = 4e-013
+ BF = 190
+ NF = 1
+ VAF = 10
+ IKF = 2.5
+ ISE = 3e-014
+ NE = 1.2
+ BR = 14
+ NR = 1
+ VAR = 10
+ IKR = 10
+ ISC = 1e-011
+ NC = 1.4
+ NK = 0.8
+ RE = 0.12
+ RB = 0.2
+ RC = 0.005
+ CJE = 4e-010
+ VJE = 0.75
+ MJE = 0.33
+ CJC = 4.5355e-011
+ VJC = 0.53664
+ MJC = 0.42586
+ FC = 0.5
+ TF = 5e-010
+ XTF = 30
+ VTF = 10
+ ITF = 5
+ PTF = 0
+ TR = 50E-09
+ EG = 1.11
+ XTB = 1.5251
+ XTI = 6
+ TRC1 = 0.05
+ TNOM = 25)
3.精度の確認
大体の精度は確保できている感じはする。
TTA008Bも同様に実施し、確認する。
■参考にさせて頂いたページ
TD4発注
やっと、発注できた。
この辺、ちょっとまとめたい。
今後、追記予定。
Linuxmint azpainter インストール
お絵描きソフトインストール
1.コンパイラ環境のインストール?
$ sudo apt-get install g++ make libX11-dev libXext-dev libXft-dev libXi-dev libjpeg-dev
2.ソフトダウンロード(私は、ver2.1.1)
ここから→ https://ja.osdn.net/projects/azpainter/
3.ダウンロードしたソフトを展開
4.ターミナル起動
5.展開したフォルダへ移動
6.READMEを開いて、それに沿ってインストール
3~6はコマンド的にはこんな感じ
$ tar xf azpainter-2.1.1.tar.bz2
$ cd azpainter-2.1.1
(以下は、READMEの中に書いてあった内容)
$ ./configure
$ make
$ sudo make install-strip
$ ./configureしないと、makefileがないとか怒られる。
参考にさせて頂いたページ
http://edeito.seesaa.net/article/405030403.html
http://nekomikan-omega.blogspot.jp/2016/08/linuxazpainter.html?m=1