UF2010 LTspice モデル作成試行のメモ
UF2010のLTspiceモデルを探したが、すぐには見つかりませんでしたので、自分でモデル作成が可能かどうかのメモです。しょぼいモデルは、できるのかもしれませんが、今日のところは、作成に関する予備知識のメモまで。
LTspiceのモデルファイル:cmp/libstandard.dio で、他のダイオードのモデルの記述を見てみます。これらのパラメーターを一つづつ紐解いて行けばモデルができるかもしれません。(できるかどうかは、わかりません。)
.model PMEG2010AEB D(
+ Is=87.24u
+ Rs=.2728
+ N=.9699
+ Cjo=29.99p
+ M=.3755
+ Eg=.69
+ Xti=2
+ BV=22
+ IBV=.0004
+ Vj=.2604
+ Iave=1
+ Vpk=20
+ mfg=NXP
+type=Schottky)
に記述がありましたので引用させていただきます。特に3番目のページはすごく参考になりました。ありがとうございます。
<パラメータ>
Is :飽和電流
Rs :直列抵抗値
N :エミッション効果係数
CJO :ゼロバイアス時の空乏層容量
M :濃度勾配係数
Eg :エネルギーギャップ(活性化エネルギー)
Xti :Isの温度指数
BV :逆方向ブレークダウン電圧
IBV :逆方向ブレークダウン開始電流
Vj :ビルトインポテンシャル
Iave :平均電流定格
Vpk :ピーク電圧定格
データシートからどこまで読み解けるかわかりませんが、ちょっとトライしてみることにします。CQ出版から本も出ていたと思うので、そちらも参照してみようかと。